相続した空き家を、使い道がないために売却したいと考える方は少なくありません。
しかし、その際には空き家に残されている家財道具をすべて売主側で処分しなければならない点に注意が必要です。
今回は、空き家の家財道具を自分で処分する方法や業者に依頼して処分する方法、家財道具の処分にかかる費用の目安について解説します。
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空き家の家財道具を自分で処分する方法
空き家の家財道具を自分で処分する方法のひとつは、自治体の粗大ゴミ収集サービスを利用することです。
家財道具の種類や大きさごとに手数料が決められているので、自治体のホームページで事前に確認しましょう。
粗大ゴミを回収してもらう方法は、収集と直接搬入の2種類です。
市区町村によっては、1日に処分できる粗大ゴミの量が限られている点に注意しましょう。
ただし、エアコンや冷蔵庫など家電リサイクル法でメーカーによる回収が義務付けられている家電製品は粗大ゴミには出せないため、家電量販店などに引き取ってもらう必要があります。
そのほか、まだ使えそうな家具や小物類などはフリーマーケットで販売するのも選択肢のひとつです。
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空き家の家財道具を業者に依頼して処分する方法
空き家に残された家財道具を自身では片付けられない場合は、専門の業者に依頼しましょう。
たとえば、リサイクル業者に依頼すれば家財道具の買取と処分を同時におこなってもらえます。
また、不用品回収業者でも家財道具の処分とともに買取をおこなっているところもあるため、事前にホームページなどで確認したうえで依頼することをおすすめします。
親が残した家財道具を必要なものと不要なものとに分別してから処分したい場合は、遺品の整理・処分を専門とする遺品整理業者への依頼がおすすめです。
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空き家の家財道具の処分にかかる費用の目安
空き家に残された家財道具を粗大ゴミとして自分で処分する場合は、1品目あたり200～1,800円ほどの処分費用が必要です。
家電製品のリサイクル料金の目安は、1品目1,500～4,000円ほどです。
一方、空き家の家財道具の処分を業者に任せる際は、間取りが2LDKであれば12万～30万円、3LDKであれば17万～50万円ほどの費用がかかります。
部屋の間取りやゴミの量によって依頼費用は異なるので、事前に見積もりを依頼したうえで費用の目安を把握しておくと安心です。
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まとめ
空き家に残された家財道具は粗大ゴミとして自分で処分することも可能ですが、エアコンや冷蔵庫などの家電製品は家電量販店に引き取ってもらう必要がある点に注意しましょう。
また、不用品回収業者やリサイクル業者などに依頼すれば、費用はかかるものの、手間をかけることなく空き家をきれいにできます。
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