これから中古マンションを購入したいと考えている方のなかには、住宅ローンの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンを利用するには審査に通らなければならず、買主の状況だけではなく物件の状況で審査に落ちやすくなってしまうケースもあります。
そこで今回は、ローンに通りにくい中古マンションの特徴を3種類ご紹介します。
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ローンに通りにくい中古マンション①旧耐震基準
住宅ローンの審査では不動産の価値も重要視され、耐震性は重要な判断基準です。
昭和56年6月1日以前の旧耐震基準で建てられた建物は資産価値が低いと金融機関から判断されやすく、住宅ローンの審査に通らない可能性があります。
旧耐震基準の建物は買主から不安視されやすく、万が一返済が滞って売りに出したとしても残債を賄える価格で売れないリスクがあります。
旧耐震基準の時期に建てられた中古マンションが気になっている方は、ローンを組めない可能性を視野に入れて検討しなければなりません。
フラット35であれば、適合証明書を提出して品質に問題がないことを証明することによりローンを契約できます。
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ローンに通りにくい中古マンション②再建築不可
再建築不可の物件も住宅ローンの審査に通りにくい点に注意が必要です。
再建築不可物件とは、建物が災害などで消失してしまった場合に同規模の建物を建築できない不動産のことです。
万が一建物が消失しても住宅ローンの返済がなくなるわけではないため、新居の家賃と住宅ローンの返済で経済的に困窮するリスクがあります。
また不動産としての資産価値も低く、審査ではマイナスな判断をされやすくなります。
接道義務や建ぺい率を果たしていないなど、建築基準法で定められた基準を満たしていない物件はローンを組めないと考えておきましょう。
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ローンに通りにくい中古マンション③借地権付き
借地権付きの中古マンションは、担保価値の低さが原因で住宅ローンの審査に通りにくい可能性があります。
住宅ローンは基本的に土地を担保に入れて融資を実行し、返済が困難な状況になれば土地を売却して融資額を回収します。
借地権付きの物件は建物と土地の名義人が異なるため、地主に許可を取らないと担保には設定できません。
地主の許可が得られたとしても借地権の期間が短いなどさまざまなケースがあります。
借地権付きの中古マンションを買いたい方は、まず金融機関にローンを組めるかどうか相談するのがおすすめです。
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まとめ
住宅ローンを利用するときは、契約者の経済状況や健康状態だけではなく物件の状態や価値も審査されます。
中古マンションを購入するときは再建築不可や旧耐震基準、借地権付きの物件ではないかを確認することが大切です。
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